令和3年1月26日
水産庁

令和2年3月に退役した旧水産庁漁業取締船「白嶺丸」が、インドネシア共和国政府の要請を受けて、インドネシア海洋水産省に贈与されることになりました。
当庁から外国政府への漁業取締船の贈与は、今回が初めてになります。

概要

我が国は、令和2年2月14日、「漁業取締船の贈与に関する日本国政府とインドネシア共和国政府との間の書簡」の交換を行いました。
今般、当該書簡を受けて、水産庁とインドネシア海洋水産省海洋・漁業資源監視総局との間でその詳細について合意したことから、このたび、令和2年3月に退役した旧水産庁漁業取締船「白嶺丸」を贈与することになりました。

水産庁で保有していた漁業取締船を外国政府へ贈与することは、今回が初めてです。

水産庁は、これまでもインドネシアの漁業取締能力向上のための技術協力等を行ってきました。今回の漁業取締船贈与が、インドネシアの漁業取締能力向上の一助となり、違法漁業対策の一層の強化につながることに加え、本贈与を契機として、両国水産当局の協力関係が益々発展することが期待されます。

なお、旧「白嶺丸」は、日本国内の造船所にて所要の整備が行われた後、インドネシアに向けて回航されることとなります。

(旧白嶺丸)
旧白嶺丸

お問合せ先

水産庁国際課海外漁業協力室

担当者:北出、松田
代表:03-3502-8111(内線6760)
ダイヤルイン:03-3503-8971
FAX番号:03-3504-2649